FC2ブログ
M-1とか小田さんとか、今更まとめて語りますf^_^;
はい( -_-)もう、わかったよ。書きますよ、書きます。
M-1と小田さんのクリスマス特番について
一ヶ月近くたっても書かなかったのは・・・

偉そうに書くんだろうな( -_-)

と自分で思いまして、なんか自分で読み直した時きっと後悔しそうでね
・・・でも、上っ面な事だけ書くなら書く意味がない。
という、わけで、読んでくださる方に最初に注意事項。

1、長いです。暇な方だけお読みください。
2、あくまでも、知ったかぶりの素人の意見です。
  偉そうに書きますが、気になさりませんように。
3、公開してもいい、ご意見や反論はBBSや返信でもいいですが
  まずいものはinfo@musukarin.comまで。
  (全然、反論お待ちしております)
4、細かく書くときりがないので全体的に書きますが、“あのコンビの  漫才はどうだったの?”というご質問もinfo@musukarin.comまで

では、はじめます。


もう、6回目になりました、12月24日の風物詩、“漫才”の最高峰M-1グランプリ!
今年(2006年)は今までで最高の視聴率だったらしい
(でも、関西では31%もあるのに、関東では19%・・・この差は
流石ですねf^_^;)
毎年、思うんです。

“お笑い界ってなんて羨ましいのだろう”

現在のトップの人間が事務所とか利益を越えて
ちゃんと芸を見て評価してくれる
「音楽の世界にもできないかなぁ・・・」っていつも思う。
○○事務所の関係者とかの不透明なコンテストじゃなくて
素人審査員の大会じゃなくて
例えば、審査員に「小田和正、矢沢永吉、ドリカム、桑田圭祐、
B'Z、長渕剛・・・」とかさ
ありえないことだろうケド、そんなんできたらいいよね~

僕は毎回、M-1を見るとき自分でも得点をつける(個人的趣味でねf^_^;)
今回、何故か、ほぼ“南原さん”とかぶる。
ちなみに僕の決勝の採点(()内は実際の順位)

1 チュートリアル     95点(1)
2 フットボールアワー   94点(2)
3 麒麟          92点(3)
3 笑い飯         92点(4)
5 ライセンス       90点(6)
6 ザ・プラン9      89点(7)
7 POISON GIRL BAND    85点(9)
8 変ホ長調        84点(8)
9 トータルテンボス    70点(5)

なんと、南原さんの採点とは、笑い飯(91点)と
トータルテンボス(88点)以外は全く一緒の点数だった。
実際の順位と僕の順位もほぼ一緒だったけど、大きく違うのは
“トータルテンボス”だろう。
僕は残念ながら彼らの漫才で一度も笑ったことがない。
正直、何処が面白いのかわからない。

でも、ここでおもうんだ“うらやましい”と

僕のように“素人のお笑い好き”という人間は
“今までのお笑い”というのを勉強しすぎて
ある種“頭が固い”のである。
だから、今までの教科書やマニュアルにない事をやられると
残念ながら、準備が出来ていなくて、頭がついていけない。

これは、音楽にもいえる事なんじゃないかな?

音楽好きの人、音楽を勉強してきた人にとっては
今まで習ってきた事以外を受け入れるのが難しくなってしまう。
自分が信じてきたこと、勉強してきた事を否定されるのが怖いんだ。
歌詞がパクリだとかメロディーが一緒だとか言われる現在の音楽シーン
だって、多くの人がいいと思える、言葉やメロディーなんて限られる。
一度どこかで聞いた事がある方が人間は安心してしまう傾向にある。
だから、似てきても仕方ない。
何百年もの間、一種宗教的に信じられてきた
“正しい音程”“正しいリズム”
それはそれで、正しいだろうけど、もっと他に正解はないのか?
という実験さえもうできないくらい、固まってしまって、
聞く人も演る人もはみ出したりしない。

今更、誰が五線譜を否定できる?ピアノの音階を否定できる?

でも、黒鍵と白鍵の間にだって沢山音はあって、それを使用する事
を恐れすぎていないかな?
日本の民謡だって昔は五線譜なんかじゃ表現できなかった。
それを近代になって無理やり五線譜に乗せた。
でも本当のよさは五線譜じゃ表現できないんじゃないかな?

ベートベンやモーツアルトを否定するわけじゃない
ビートルズを否定するわけじゃない
彼らをリスペクトする意味で

僕は壊したいんだ

だって、彼らだってその前の時代を壊してきたんだろから。
僕の才能なんかじゃ僕の寿命なんかじゃ
「ばかじゃない?無理だよ!」と罵られるのがオチだけど
それでも、僕はそれこそが“音楽をやり続ける意味”だとおもってる。

・・・あ、脱線しすぎたf^_^;

トータルテンボスの間は僕には“はずれてる”という風にしかとれないんだ。
それは、今まで見てきた漫才にはないからだと思う。
思えば、“やすきよ”より前の漫才はとってもテンポが遅かった
僕はたまにビデオとかで見るのだが(何しとんねんf^_^;)
審査員にもいた「中田カウス」の師匠でもある
「中田ダイマル・ラケット」なんて昭和の爆笑王なんていわれたけど
本当にゆったりとしたテンポで、おじさんの立ち話のように思える
その時代を継承した“やすきよ”(横山やすし・西川きよし)
は少し早くなったけど、・・・それを打破して、新しい時代を作ったのは、今回の審査員のB&Bの島田洋七、それを尊敬してでてきた
審査委員長の島田紳介だと思う。早いのである。とにかく早い。
それが「素人には出来ない芸」として確立したきっかけだと思う。
そして、漫才ブームが確立して疑いのなかったお笑いの世界を
ぶっ潰したのが、僕の世代「ダウンタウン」「ウッチャンナンチャン」だと思う。
テンポがまるで。遅い。まるでダイ・ラケ時代に戻ったかのような
テンポの漫才だったように思う。

・・・その何処にも属してないテンポの漫才がトータルテンボスの漫才なんだよね・・・

でも、もしかしたら、それは“黒鍵と白鍵の間の音”のように
新しいものかもしれない。
僕のような凡人には“音はずれてるよ!”としか思えない
“新しい音”なのかもしれない。
実際、僕の尊敬するダウンタウンの松本さんが
「もっとうけてもいいとおもうんですけどね・・・」
とコメントした。90点と高得点だったし。

こうやって評価してもらえるなんてうらやましい

例えば僕のような、お笑い知ったかぶりの審査員の大会だったら
彼らは絶対に評価されないと思う。
こうやって、正しい評価がなされるのは本当にいい事だ。

1、オンエアーバトルのように素人に評価される芸
2、エンタの神様のように作られることで評価される芸
3、そしてM-1のように己の力のみで評価される芸

その広い間口が今日の“お笑い界”を支えてると思う。

その全てが僕はあってもいいと思う。
残念ながら、音楽の世界には今のところ、1、と2、しかなく
M-1のような評価のされ方がないのだ。

だから、新しい音楽。そしてそれを(失敗したとしても)実験する場所がない。
そこで、小田和正さんが毎年恒例にし始めた
「クリスマスの約束」が唯一それに近いものなのかもしれない

審査というわけじゃないけど、若いアーティストと共に
一つの音楽番組を作る。
現在のミュージシャンと共に現在のそして未来の音楽界を考える
そんな、素晴らしい番組のように思える。
今年は“いきものががり”という若いアーティストを
僕はこの番組で初めて知った。
一見すると「近頃の若いもんは・・・」とくだらない先入観で
聞かない音楽なのかもしれないけど、小田さんはちゃんと評価し
リスペクトする。
すごいな。すごいひとだな。


で、話がガンガン飛ぶけどf^_^;

最終決戦に残った三組。
でも、優勝はその時点でチュートリアルに決まったようなものだった。

“空気”が完全にチュートリアルに向かっていた。

だから、最終決戦の前の2組は
「チュートリアルを超えなければ・・・」という必死の漫才をして
自分たちの本来の“良さ”が全くでなかった。
2組が終わった時点で、僕はチュートリアルの優勝を確信した。

2005年は確か5位で最終決戦に残れなかったチュートリアル
この一年で何がそんなに変わったか。というと間違いなく僕は
“突っ込み”だと思う。

先に述べた、漫才の歴史の簡略。
ダウンタウンはまるでダイラケ時代に戻っただけのように書いたけど
それはテンポだけであって、大きく違うのは
この“突っ込み”のあり方だと思う。

松本さんのようにいわゆるシュール(難解)なボケをすると
一般の人には伝わらない。
そこで突っ込みの浜田さんが、一般人と同じ目線になって
ちゃんと解説してくれる

それが、ダウンタウン以降の漫才のあり方になった。

浜田さんの突っ込みをよく見て欲しい。
あまりにも「人を容赦なく叩く」というインパクトが強いために
そればかりの印象になってしまっているが

「ガキの使い~」のフリートークでは頭を叩いてる回数なんて
1回か2回。ちゃんと、松本さんのボケにあわせて、変えている
あるときは、一緒に笑ったり。あるときは、にらんだり。
あるときは、無視したり。あるときは蹴ったり。
その場その場に応じて、お客さんと松本さんの間にちゃんといる。
若いお笑いの突っ込みの人は得意な突っ込み方があると
そればかりを多様してしまう傾向にあると思うんだ。

2005年のチュートリアルもそれだった気がする。
足りなかったのは“リアリティー”
漫才も音楽もお芝居も、僕はこのリアリティーが大事だと思ってる
見てる、聞いている人達が本当にその世界に入ってしまうような錯覚を
起こさせるほどのリアリティー

チュートリアルは
ボケがあれだけ、理不尽でおかしな事を言っているのだから
突っ込みは
もっと不思議がって、イラついて、矛盾を指摘して、気持ち悪がって
初めて、“リアリティー”が生じると思う。

去年の突っ込みだと、それが足りなかった。
見ていて
「あ、よく練習したね」とだけ思ってしまった。
突っ込みの人はボケが次に何を言うのか解っていて
それにあわせてテンポよく突っ込んだ。
・・・という印象だった。
音楽で言うと
音程もリズムも“譜面どおりやった”という感じだった。

もっと外れていいと思った。突っ込む必要もないときがあるくらいの
キモチ悪いボケの時はお客さんと一緒に“引く”という行為だって
突っ込みになると思う。全部に「何でやねん!」はいらないんだよね

今年のチュートリアルは、それを見事に克服したように思えた。
ボケは去年からある程度完成されたもんだったけど
突っ込みは去年とは別人だった。

音楽にしても、お笑いにしても芸術って
本当に採点て難しいように思える。

音程が合っていれば、リズムがあっていればいいのなら
クラッシック音楽だけやればいいと思う。
全く全然外れてたって、伝わるかどうかなんだよね。
それが人それぞれ全然ちがうから・・・ホント厄介f^_^;
今回のチュートリアルの漫才はそういった意味では
“僕個人的には”歴代のチャンピオンでNo1だったと思う。
漫才の上手下手で言うと(いわゆるテンポ音程が正しい)
4番目くらいになっちゃうんだけどね。
(そりゃ、去年のブラックマヨネーズの方が“上手い”よ
面白いかどうかじゃなくてね)


まだまだ、語り足りないのですが、これを書き始めてもう
2時間近く立ちますので( -_-)今日はこの辺で。

はぁ( -_-)
偉そうな事ほざいてないで、ちゃんとライブの練習しよf^_^;
スポンサーサイト



【2007/01/22 22:33 】
偉そうに語る | コメント(0) | トラックバック(1)
| ホーム |